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中学受験でプログラミング入試!?求められる力とは?
入学試験が変化しています。
入学試験の常識は、合格最低点を取る事。その為に一生懸命勉強する事、でした。しかし、最近ではテスト以外の入試が増えています。こんにちはGLI代表の鏑木(かぶらき)です。
中学入試で「プログラミング入試」を導入する学校が増えています。埼玉県の大妻嵐山中学校、東京都の聖学院中学校、神奈川県北部にある相模女子大学中学部などです。
プログラミング入試ってどうやって行うの?
と疑問に感じたと思いますので説明しますと、多くの学校で大きく「2部」に分かれている様です。
まず1部は、モーターとレゴブロックなどを利用して、指定された課題をクリアするプログラムを組む事です。そして2部は受験生個人、又はグループで各自のプログラミングの意図や工夫した部分について発表、そしてディスカッションする内容です。
The following is a list of相模女子大中学部の例です。
まず、モーターカーに動作の指示を与え、障害物をかわしながら荷物を出来るだけ早く確実にゴールまで運ぶことなんですが、そのためには、モーターカーの動作の特性(例えば、モーターカーは直進力に優れるが、カーブさせることも可能なのでは、等)を理解し、タブレットを用いて走破プログラムを作成しなければなりません。
ただ、そういうルールを決めているからと言って、成功した人が「合格」、失敗した人が「不合格」というわけでもないのです。
採点基準は、
・モーターカーの動作への基本的理解度
・モーターカーを用いて、荷物(レゴブロック)を運びながら、障害物(壁)を避けながらゴールインさせるためのプログラミング力。
・プログラミングを完成させる努力及びその持続力
・完成したプログラミングの補正及び再構築、そしてミッション成功までのありよう、
など多岐にわたります。
ではテストでは無くプログラミングを入試に採用する意図は何でしょうか?
それは論理的に物事を考える力、創意工夫、集中力、など上げれば沢山ありますが、ズバリは、テストでは測れない人の「多様な能力を評価する」という事だと思います。
今日本は大激変の時代に突入しています。今迄のやり方では解決出来ない現実に立ち向かうこれからの時代、答えの見えないものに答えを出す力が必要になります。解決する力や創造する力。それらは点数では測れない、そんな意図が多様な入試には含まれているのです。
詳しい詳細はこちらの「プログラミング入試」のレポートをご覧ください。
Kaburaki (GLI Representative)
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