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教育のプロが教える「良い学校の選び方」
こんにちは、GLI代表の鏑木です。
今日はタイトルにあるように「良い学校の選び方」についてお話ししたいと思います。
今や学校は当たり前のように「グローバル教育」を謳うところが増えています。
英語や海外を意識されている親御さんからすると、「グローバル教育」というワードを見ただけで、「あ〜なんだかここ良さそう!」と感じてしまうかもしれません。
そして、HPや学校見学会に行くと、グローバル教育を軸とした『理念』や『教育活動』をアピールされて、「よし!うちの子はここに通わせよう!」と入学を決意されることもあるかもしれません。
ただ、教育のプロである私からすると
『それで決めてしまうのは勿体無い!』
と感じざるを得ません。なぜなら、それで決めてしまうと『そう言ってるだけの学校』に入学してしまう可能性もあるからです。
教育のプロである私は、良い学校、そうでない学校選びの基準として
『学校の教育活動が”結果”に結びついているか?』
を絶対に見ます。端的にいうと『結果が出てるのか?』ということです。ここまで見れると入学後のミスマッチを防げます。
参考までに、私がどの学校でも必ず見るのが『理念(ビジョン)』『その理由』『教育活動』『結果』の4つです。
例えば、「グローバル人材の育成」を『理念』としてる学校があったとしましょう。
『その理由』というのが、「なぜその理念にしたのか?」というところなのですが、理念との一貫性があるかどうかをチェックします。
たいていは学校のHPに書いてあります。ただ、もし明確に書いてない場合は、説明会に行ける機会があれば、「どうしてそういう理念にされたのでしょうか?」と質問すると良いでしょう。
ではここは後の説明のために、「世界がグローバル化になっているので、グローバル人材の育成が重要になってきた」と仮定します。
上のような理由だと、理念との一貫性を感じられます。
次に『教育活動』です。言い換えると「理念の達成のためにどんな教育を学校で実施しているのか?」です。
例にあった、「グローバル人材の育成」を理念として考えると、教育活動の例が「本格4技能英語力」「海外研修」「プログラミング教育」などあると思います。
そういうところを具体的に確認していきます。そして1番重要なのが『結果』です。
正直、「理念」「その理由」「教育活動」は何とでも言えます。ただ、学校選びで意識していただきたいのが、「その教育活動で結果が出てるのか?」という部分です。
少しシビアに感じるかもしれませんが、教育活動と結果が結びついている学校は良い学校と言える一つの基準になるのです。
例えば、「本格4技能英語力」を謳うのであれば、中3で英検2級合格率50%などの高い英検スコアがあるかどうかを見ます。
「海外研修」を謳うのであれば、海外大学進学率がある程度欲しいです。
「プログラミング教育」であれば、情報工学系の進学率が高いのかどうかを見ます。
これは一例にすぎませんが、「教育活動が結果に結びついているか?」まで見ていただくと、言ってるだけ、やってるだけの学校に進学することも防げますし、良い学校選びができるのではないかと思います。
学校選びの参考になれば嬉しいです。
GLI代表 鏑木
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