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4.18 Rugby SchoolからNew Executive Principal(日本で言う理事長)による講演会開催
こんにちは、鏑木です。
ラグビースクールと聞いて、何を想像しますか?
多くの方はスポーツのラグビーを教えるスクールを想像しますよね。その答えも半分合っています。
何故ならスポーツのラグビーは、このイギリスの名門中高である、Rugby Schoolから生まれたからです。
そんな学校から新しくExecutive Principal(理事長)になったNeil Hampton氏をお迎えし、イートンカレッジ日本事務局の高月先生との共催で講演会を開催致しました。
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ラグビースクールはラグビーを発明しただけでなく、イギリスの近代私立学校の教育カリキュラムの土台を作った学校でもあるのです。
イートンやハロウが超超有名ですが、イートンハロウの教育の土台でもあるとすれば、それはそれはすごい学校なのです。そして今もなおその教育理念に基づいて多くのイギリスの名門パブリックスクールが教育を行っているのです。
創立はなんと1567年。日本では戦国時代で大名が争っていた時代に、ラグビースクールが作った教育の土台とは“全人教育“です(勿論全人教育の型ができるのはもっと後なのですが)。
今、日本で教育と言えば教科書学習のことであり、テストで良い点数を取り、良い学校に進学する事が重要視されますが、イギリスのPS(=パブリックスクール)の教育は人として育てる事を目的としています。
“人として“と聞くとどんなことを思い浮かべますか?
日本人にはピンとこないか、もしくはちょっと理想的で現実味がないと思われるかもしれませんが、イギリスのPSは大学進学よりも道徳心や協調性、忍耐力、リーダーシップなどの人間的価値の育成に重きをおいているのです。今日本の教育界でも話題の非認知能力のことですね。
その文脈でスポーツが栄えたのです。
サッカーも、ゴルフもテニスもバドミントンも全部イギリスから生まれたスポーツです。スポーツをする時のルールを守る事で人間として大事な事を学んだのです。
そんな学校のトップが東京にきてラグビースクールの教育やこれからの世界戦略についてお話をしてくれました。
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当日はラグビースクール東京(=RST)のTony Darby校長も参列し、RSTの説明もしてくれました。
参加した保護者の感想は、こんな教育を子供に受けさせてあげたい、こんな世界があることすら知らず、とても良い経験になりました、と感想を伝えてくれました。
確かに授業料は高いですが、それに匹敵する、いやそれ以上の価値が得られると思います。
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学力偏重から総合的人間力の育成へ!
今こそ日本に求められている教育だと改めて思いました。
GLI の生徒さんも参加してくれましたが、こういった場にどんどん参加してたくさん影響を受けてほしいと思います。
11月にはまたイギリスの名門パブリックスクールの方をお呼びする予定です。保護者の方も是非ご参加頂き、人間教育を直に味わってみて下さい。
しかし、ニール氏は実に朗らかで明るく、人を包み込むような温かさと深みがありました(私が言うのもなんですが、、)。イギリスパブリックスクールでは先生の使命は子供一人ひとりの個性を見つけ伸ばすことです。彼の姿から一人ひとりの生徒に向き合う姿が想像できました。
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改めてGLIは、イギリスパブリックスクールを進学の選択肢としてお勧めしたいと思いました。受験は中々セレクティブな学校ですが、是非チャレンジして欲しいと思います。
鏑木