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  • 2024.01.26

【ウィンターキャンプ2024】イベントレポート!

『スキーって楽しい!!』(Yさん)

今回の行き先であった「ガーラ湯沢スキー場」で、チェアリフトに乗りながら、Yさんにそう言われました。彼女の表情から、それが心から出た言葉であることがわかりました。

生まれてから一度もスキーをしたことがなかったYさんは、今年のGLIウィンターキャンプでスキーの楽しさを知ったのです!

こんにちは、GLI講師のブランドンです。1月6日、私たちは新潟の湯沢での素晴らしい3日間から帰ってきました。

1月4日に、私たちは東京駅から新幹線に乗り「雪国」の小さなスキー場「ガーラ湯沢」に向かいました。

今回の私たちの「ミッション」は2つ。

①スキーの能力を向上させることと、②学習テーマを探求することであり、その学習テーマが「雪国の暮らし: 先史時代から現代まで(Life in the Snow Country: Prehistoric to Present)」でした。

ですが、ツアーが進むにつれ、あらゆる面で

“私たちの想像を超える事態”

が起こりました。ハイライトをいくつかご紹介します。

移動中は楽しくて
写真がブレてしまいました。。

外国人インストラクターによる2日間のスキーレッスン

今年のスキーインストラクターはアイルランドとアルゼンチンの先生。彼らはともにフレンドリーでプロフェッショナルであり、スキーをより楽しく学べるよう、子ども達を惹きつける素晴らしい方法を持っていました。

例えば、ウサギになりきって飛び跳ねたり降りたりすることで、左右にターンし始めるときに必要な動きを練習できたりなど、彼らの適切な指導のおかげで、生徒さん達はすぐにスピードに乗ることができました。

初日が終わるころには、なんと!初めての人も含め、全員がチェアリフトに乗れるようになっていたほどの上達スピードでした。

2日目は、レッスン中ずっとチェアリフトに乗り、前日に学んだ技術を磨いていて、本当に楽しんでいました。そのレッスンの終わりには、オプションでフリースキーの時間がありました。

昨年は、生徒さんたちはスキーを持たずに雪で遊ぶことを選んだのですが(これも良いことです。)、今年は全員一致でスキーを続けることにし、グループでさらに3本ほど滑りました。

このときには、生徒たちは、学んだ技術で自由にスキーを滑れるようになっていました。このときに感じた喜びが、彼らにとって一生続くことを願っています!

雪国の歴史を学ぶ

今回のウィンターキャンプでは、毎晩英語のレッスンを行いました。この非日常の場所で、生徒さんたちが英語を学びながら、世界についての視野を広げるチャンスでもあるからです。

初日、私たちは遊びの歴史と、人々が遊びのために何をしてきたか?について話し合いました。もちろん、雪国と結びつけてスキーの歴史についても学びました。

ご存じでしたか?最古のスキーは8,000年以上前のもので、それはロシアで発見されたんです。スキーは、雪の多い気候で人々が移動したり狩りをしたりするのに役立っていました。

初日にスキーの歴史について学んだことに加えて、私たちが泊まったロッジのホストでもある地元のツアーガイドさんから特別ゲストレクチャーを受けました。

彼は、雪国で人々がどのように生き延びてきたかを話してくれて、生徒さんたちは彼の話を聞きながら、当時の普通の人々の生活を想像していました。

かんじき・スノーシューツアー

2回目の英語レッスンでは、雪国で人々が生き延びるために使った道具に焦点を当てました。

今回の私たちのウィンターキャンプでは、珍しく雪が少なかったのですが、昔は雪が「6メートル」も積もったそうです!

そのような気候の中で、現代の私たちが慣れ親しんでいるような現代的な快適さや技術なしに、人々が生き延びていたことを想像できるでしょうか?

それを想像する方法のひとつが、2日目のかんじき・スノーシュー体験でした。このスノーシューは、昔の人々が使っていたものと同じもので、小さな木の輪を長靴に結びつけ、雪の海で浮くのを助けます。

しかし私たちにとっては、晴れた日ののんびりとしたハイキングとなりました。

スパ日和

スパなしの冬休みなんてありえない!!(笑)

3日連続で足の筋肉を酷使した後では、少しリラックスする必要がありました。プールで泳ぎ、スパ(お風呂)に入ってから新幹線に乗り、無事帰宅しました。

表彰式

リピーターの参加者からすると、今回のウィンターキャンプで表彰式が行われることは頭にあったと思いますが、初めて参加した生徒さんにとっては、講師がまさかグループ内で、それぞれの生徒さんの振る舞いに、細心の注意を払っていることは知らなかったでしょう。

賞には色々あり、チームワーク、他人を助ける意欲、性格、指示に従う能力、自分の持ち物を管理する能力、スケジュール通りに行動するスキルなどがありました。

今回のウィンターキャンプ自体、多くの生徒さんにとってチャレンジなことだったと思います。

なぜなら、自分の家族以外のグループの一員として、自分の身の回りの世話をし、自分の荷物を持ち、礼儀正しく、時間を守ることが求められるからです。他の生徒さんのことを考え、正しいことをし、周りで起こっていることに注意を払うよう、子どもたちにチャレンジを促しました。

「表彰式」では、生徒さん達へのポジティブフィードバックや旅行中の楽しい思い出を振り返っていただき、自己反省を促しました。以下は、生徒さんたちに講師からお伝えした「フィードバック」の一例です:

『出会ったときの第一印象は、とても礼儀正しく、親切で、ちょっとシャイかな、というものでした。ですが、旅行中、彼女の行動に、私は何度も何度も感心しました。彼女はチームプレーヤーで、部屋の電気を消してドアを閉めるとか、ホストのひとりにお礼のカードを渡すとか、他の人がやりたがらない仕事をグループのために引き受けることが多かったんです。

最初は3人の友達とずっと一緒にいないか心配でしたが、彼女はすぐにグループの他の人たちと新しい友達を作りました。また、自分の持ち物を自分で管理し、スケジュールを守ることでも、トップクラスでした。本当に素晴らしい!また、彼女は英語をそこまで勉強していないにもかかわらず、私や友達と英語でコミュニケーションを取ろうと頑張っていました。自信をもって、PleaseやThank youをよく言っていました。英語のレッスン中も真剣に聞いていました。彼女はこれからさらに素晴らしいGLIの生徒になるに違いないです!』

『初めてのスキーだったにも関わらず、彼女がこんなに短期間で上達したことに驚きました。彼女は本当に純粋無垢で、インストラクターが設定した課題(ポールの間を滑るなど)をクリアするたびに、彼女は満面の笑みを浮かべていました。最後には、他の人を避けるようにコントロールしながら速くターンできるようになっていました。本当に初めてのスキーとは思えないほどの上達で、彼女は「最も上達した賞」を受賞しました。彼女は「スキーは楽しい」と言い、楽しんでいるのがよくわかりました。』

。。。

これで今年のウィンター・キャンプは終了。素晴らしい子どもたちのグループと天候に恵まれたことは本当に幸運でした。

参加者全員がキャンプを楽しみ、忘れられない思い出とスキーの上達、そして自分の長所や達成できることをよりよく理解して帰ってきました。

新年最初の週を一緒に過ごしてくれてありがとう!良い年を迎えましょう。

次回のGLIイベント、海外、国内、そして教室にぜひご参加ください。それではまた!

 
GLI講師 ブランドン(日本語訳 エリカ)

 
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