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テーマは【スキー×歴史×探究】GLIウィンターキャンプ3DAYS!
こんにちは!GLI講師のブランドンです。
さて、今年もこの季節がやってまいりました!そう「GLIウィンターキャンプ」です!
今年は、2024年1月4日~6日の3日間、GLIウィンターキャンプが新潟県湯沢町の「雪国」に帰ってきます!
今年のテーマは・・・
”スキー × 歴史 × 探究”
です!昨年好評だったスキー・スノーボードレッスンに加え、今年は“新たな学習テーマとアクティビティ”として「雪国の歴史とその土地利用」について探究していきます。
縄文時代から現代に至るまで、人々はこの雪国という環境でどのように生き延びてきたのか。このトピックを探究するために、様々な講義、英語レッスン、体験学習を行います。
具体的な詳細は随時アップデートしていきますが、今回の3日間に参加していただくと、お子様にとって、多くの体験が出来て、自身の成長に繋がるでしょう。ぜひご参加ください!
もし、「席を確保してほしい!」という、絶対に今回のウィンターキャンプに参加を希望される方は、以下の「GLI公式LINE」のボタンをクリックして、「ウィンターキャンプ」のメッセージをお送りください。
詳細が出来次第、優先的にご案内させていただきます。
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昨年の「ウィンターキャンプ」レビュー
ここからは少しでもウィンターキャンプの様子をイメージできるように、去年のウィンターキャンプレビューをお届けします!
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2023年1月6~8日まで開催していた「ウィンターキャンプ2023」が終了しました。全ての生徒さんやスタッフが、新潟県湯沢町にて素晴らしい時間を過ごすことができました。
スキー、スノーボード、探究心、そして社会性を養うためにこの3日間を過ごしました。チャレンジングなアクティビティが多くありましたが、すべての生徒さんがチャレンジに努め、より多くのことを経験できました!
ツアーハイライト
ここでは今回の3日間、どんなことを過ごし、どんな経験をしたのか?についてハイライトでご紹介したいと思います。
〜1日目〜
新幹線でガーラ湯沢駅へ向かいました。そこには一面広がるたくさんの雪がありました。エキサイティングなゴンドラでの移動を楽しみ、山の中腹でランチを食べました。
英語インストラクターによる2時間のスキーレッスン。 初体験の生徒さんが多く、ワクワクドキドキの2時間でした。
夜になりヴィラで夕食を食べました。 現地スタッフの方々はとても親切で、私たちに英語で話しかけてくれました。
その後、STEAMレッスンを行いました。 テーマは「雪の科学」。顕微鏡を使って雪を見たり、シャボン玉実験で水が自由になる様子を観察しました。
〜2日目〜
3時間のスキーレッスン。生徒さんたちは新しく身につけたスキーやスノーボードのスキルで、自分たちの想像以上に滑ることができました。
さらに滑ることに熱中してしまい、各々がウィンタースポーツに没頭していました。
夕食はいつものヴィラで。 長い一日の後のボリュームたっぷりの食事に笑顔でいっぱいでした。
その後は、STEAMレッスン で「地熱エネルギー」をテーマに、温泉水がどのように温められ、蒸気の力で発電するのかを学びました。
〜3日目〜
3日間の振り返りと表彰式を行いました。
その後、生徒さんたちの頑張りを称えた後、雪に囲まれた温水プールで遊びました。
その後、帰路につきました。生徒さんたちに尋ねると「家に帰りたくない」と答えてくれました。一緒にいてとても楽しかったからではないでしょうか?
ウィンターキャンプにおける「個々の課題」について
今回のウィンターキャンプでは、個々にチャレンジングな課題を設定して、そのクリアーを目指して頑張っていただきました。
まずは初日に、この3日間で達成したいことの課題を設定しました。例えば、初めてのスキーを滑る生徒さん達にとっての課題は、チェアリフトに乗ってグリーンコース(初級レベル)を滑れるようになることでした。
今までスキーの経験もないし、1からのスタートであることを考えれば、これは簡単なことではないと思います。ですが、インストラクターのサポートも借りながら、基本的な技術を1つずつ練習し、2日目にはその目標を達成することができました。
そこから止まれるようになり、ターンできるようになり、滑っているときの彼らの表情には楽しさが表れていました。
2日目は暑いくらいの好天に恵まれたのもラッキーでした。 すでにスキーの経験がある中級の生徒さんは、レッドコース(上級レベル)を完走するという課題を設定しました。
ある生徒さんはブルーコース(中級コース)は何度か滑ったことがあったが、レッドコースは少し怖かったそうで、スコットランドから来たインストラクターの助けを借りて、彼女は山中のレッドコースをすべて滑り終えることができました。
それ以外にも、急ターン、ジャンプターン、急なストップなどの技術を向上させることができました。結局、彼女はフリー滑走の時間で、初心者スキーヤーの技術向上のサポートをしてくれたので、そんな仲間想いの姿も、素晴らしいことだと感じました。
STEAMレッスンについて
一日の終わりには、必ず振り返りの時間とSTEAMレッスンを行いました。雪と温泉で有名な雪国にいるので、今回は「雪の科学」と「地熱学」をテーマにしました。
1日目の最初の実験では、顕微鏡で雪を観察しました。雪の結晶は、大気の変化によってそれぞれユニークな形をしていると言われています。
そこで、これを研究するために、私たちは水の循環と、雪の結晶の変化に影響するいくつかの要因について学びました。
別荘内の気温のせいで、私たちが集めた雪はすぐに溶けてしまい、それぞれの雪の結晶の複雑な美しさを観察するのは難しいことがわかった。しかし、私たちが用意した教材を使って、そのコンセプトを目で見て理解することができました。
2つ目の実験は、雪が凍る様子を観察することでした。その目的は、水が凍ると結合して結晶構造になることを理解することです。
シャボン玉という簡単な科学的道具を使って、氷点下の雪にシャボン玉を吹き付け、その過程を観察した。シャボン玉はゆっくりと凍り、石けんと水の殻が残りました。
2日目、私たちは「地熱学」を学びました。最初の質問は「温泉はどのように湧くのか?」というものでした。
地球の層、溶岩、マグマについて簡単に説明した後、最初の実験に取り掛かりました。
熱い水と冷たい水、2つのカップに食紅を入れて、細心の注意と正確さをもって、お湯の入ったコップを冷たい水の入ったコップの上に置きましたが、仕切りを取り除いても、色は混ざりませんでした。なぜでしょうか?
次に、冷たい水を上に、熱いお湯を下に置いて、仕切りを外すと、色はすぐに混ざりました。私たちが観察した科学的原理は「熱対流」と呼ばれるものでした。
温かい水は上昇する。つまり、私たちの温泉水は地中深くから湧き出し、熱い岩石によって温められているのです。
最後の実験は、蒸気を利用して発電する方法を実証することでした。私たちは蒸気発生器を使い、圧力を発生させてピストンを回転させ、そしてピストンが発電機を回転させ、その動きを電気に変換する。これが地熱エネルギーの仕組みで、再生可能なエネルギー資源になります。
しかし残念ながら、私たちの装置はピストンを回すのに十分な圧力を作り出すことができませんでしたが、生徒さんたちはコンセプトを理解し、私たちの実験の問題点を考えることができました。
個人の成長について
ウィンターキャンプ中、私たちは生徒さんの社会性スキルを注意深く観察しました。自己能力、問題解決能力、チームワークの向上は、私たちが観察した成長特性のひとつでした。
そこで、私たちは生徒さんたちに以下の賞を授与しました。
「The Great Communicator」(グレート・コミュニケーター):優れた会話力と協調性を発揮してくれた生徒さんに送られる賞
「Young Scientist」(ヤング・サイエンティスト):STEAMのレッスンの中で「探究心」を使って深く考察し、仮説を立てたことに対して送られる賞。
「Best English」(ベスト・イングリッシュ): 3日間の間、自分自身を表現し、英語を使うことにベストを尽くした生徒に対して送られる賞。
「Challenge Accepted」(チャレンジ・アクセプト): 自分の課題にしっかりと取り組み、目標を達成するためのスキルを身につけようと努力した生徒に対して送られる賞。
「Most improved」(モスト・インプルーブド):社会性スキルを最も向上させた生徒さんに送られる賞。
「Team Leader Award」(チームリーダー・アワード):グループの意思決定や行動をまとめる能力において、優れたリーダーシップを発揮した生徒に送られる賞。
「Big Sister」(ビッグ・シスター):3日間で、思いやりをもって年下の「妹」たちの面倒を見た生徒さんに送られる賞。
まとめ
ウィンターキャンプ2023に参加した生徒さんたちを、私たちはとても喜ばしく誇りに思っています。
なぜなら彼らは、一生懸命に努力し、集中力を高め、スキルを身につけ、仲間を思いやり、グループ以外の人たちにも礼儀正しく接し、そして何よりも楽しく、楽しい経験をしたからです。
私たちは、生徒さんたちにとって、この体験が一生の思い出となることを願っています。
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ここまでお読みいただきありがとうございました。少しでもウィンターキャンプのイメージができれば嬉しく思います。
来年のウィンターキャンプも間違いなくお子様を大きく成長できる環境をご用意していますので、ぜひ楽しみにしてくださいね。
ありがとうございました!
GLI講師 ブランドン(日本語訳 エリカ)