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アフターコロナ、学校はどう変わる?
こんにちは、GLI代表の鏑木です。
24日日曜日は「GLIオンライン保護者勉強会」でした。
子供達は既に2ヶ月に渡ってオンラインでの学習が続いていますが、保護者においては初めてのオンラインでした。
テーマは「コロナ後の教育・学校・受験」でした。
各学校(特に私学)が今どの様な取り組みをしていて、今後授業や受験がどうなって行くのか?を現場の事例をもとにお話をさせて頂きました。
主な内容は、
①9月入学の実現可能性
②学校は完全再開大丈夫?この後の授業はどうなるの?
③受験は大丈夫なのか?
④これまでの授業の遅れをどう取り戻すのか?
でした。
再びの感染拡大を考えると、学校完全再開は厳しい。。。でももう6月。
今後1学期中にこれまでの遅れを取り戻そうとすると、1日7時間、土曜授業、夏休み半減などかなりの詰め込みをしなければならない。
かと言って受験ではこの間の未履修単元が出題されないかといえば、単元は相互に絡み合っているのでそうはいかない。
例えば、中2の3学期から1学期前半の英語の重要文法である過去分詞は、受動態や現在完了、分詞の形容詞的用法に関わってくるので、これ無しに英語の作文問題は不可能に近いです。
数学では1学期は超重要基礎が目白押し。
多項式の単元では式の展開、因数分解を学び、これは2次方程式や2次関数に繋がって行き、2次方程式、2次関数は高校の初めに学習する。
では仮に受験となった時にこれらの部分はどうなるのか?恐らく、、、受験自体はどうなるのか?
一斉テストは3蜜です。特に大学入試は一度に何千人もの受験者が受験する。センター試験(新名称:共通テスト)は最たるもの。
そうした中で既にオンライン受験を宣言した学校もあります。
でもオンラインでどうやって入試をするの?と思う人もいると思います。
そうです、オンラインではテストになりませんよね。答えは、、、
恐らく答えのあるテストでは無い方式だと推測します(まだ詳細は未発表)。
つまり思考力を測る入試であったり、作文形式で人物を重視する入試であったり、過去の活動履歴を評価する形式であったり。
これならオンラインでも実施可能です。
総合していえることですが、今、この様な状況で普段と変わらない運営を実践している私学は今までAL(アクティブラーニング)やPBL(課題解決型学習)、探究学習に積極的に取り組んで来た学校です。
こうした学校はいち早くオンライン授業に移行して授業をyoutube動画にして配信したり、zoomで双方向で授業を行ったり(先生によってはzoomすら知らない人がいます)google meetsで配信したり、その差は大きく別れました。
今後、コロナの感染や、第二波第三波、そしてまた別のウィルスと、人類は戦っていかないといけない状況を認識したはずです(これまでもこの様な忠告はありましたが)。
そう考えると、今後の教育はオンラインとオフラインの使い分けになって来ることが予想されます。
現にオックスフォード大学は来年の9月までオンラインでの授業配信を決定しています。
日本の各大学もオンラインでの説明会を発表しています。
また、今回この様な状況になって、一番考えるべき事は、オンラインでどんな教育を提供するのかと言う”問い”です。
これまでも日本は目下の教育改革で、学ぶもの、学び方、学びで得られる能力を変えようとやって来ました。が中々実現しませんでした。
ICT(情報通信技術)を使ってとか、ALスタイルでとか、PBLや探究学習を積極的に取り入れようと音頭が取られて来ましたが、
学校現場は今回も、今回すらも(と言う事は前回の教育改革でも)変われませんでした。
しかし今回ばかりは他に授業を配信する手立てが無い。学校は改革に進まざるを得ない状況に追い込まれました。
さらに、改革の前提である「不確実な時代に対応できる能力の育成」と言う意味でも、AIや人口減少、国際化以上に不確実な時代に突入してしまいました。
今後世界経済の大不況が起こります。
ロボット化・AI化=作業要因としての人間不要→人間にしか出来ない能力の顕在化がはっきりして来ます。
この様な時代に必要な人間にしかできない能力の育成を考えた時に、教育も本格的に変わらざるを得ない状況に追い込まれました。
そうです、追い込まれてしまったのです。
その証拠として、早慶は点数競争での受験から、欧米では当たり前のAO入試の定員を増やすと発表しました。
アメリカのカリフォルニア大学(UCLA UC Berkeleyなどで有名)は、これまで大学入学時に求められていたSATのスコアーを求めない事を検討しています。
理由は、、、是非こちらの記事をお読みください。
SAT(大学進学適性試験)は格差を拡大する「身の丈」受験:https://news.yahoo.co.jp/byline/takeuchikan/20191105-00148900/
学校とは社会に出るための準備をする所です。
教育とは社会でやっていけるだけの能力を身に付けてあげる所です。
そう考えた時、教育の前提である社会が、今大きく変わってしまいました。
今後、在宅ワークは確実に増えるでしょう。そう遠く無い未来に家で仕事をする事の方が当たり前になっている事でしょう。
とすると教育は?今まさに教育機関は、今般の教育改革の柱であった「何が出来る様になるか・何を学ぶか・どう学ぶか」において、進化せざるを得ない状況に追い込まれたといえるでしょう。
蛇足ですが、この進化が出来ない学校は今後生き残っていけないでしょう。
いかに日本の場合、学校に配られる助成金が多いと言えども・・・・・。
GLI代表 鏑木
【追伸】
オンラインレッスンに移行していますが、高層マンションは繋がりにくい様です。
こういうのも参考にしてもらえればと思います。
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