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Youは何しに高校へ?
こんにちは、GLI代表の鏑木です。
卒業生の皆さんはコロナウィルスの影響で約1か月早く卒業式を迎えました。今家で何を考え、何をしているでしょうか?
学校の先生の言う通り家でしっかり勉強していますか?それとも・・・
さて。この膨大な時間を得て、是非皆さんにして欲しいことがあります。
それは『あなたは何故進学をするのか?』と言う事です。
あなたはどうして高校に行くのですか?
皆行くから?親御さんが行けというから?高校くらい行かないと?そう答える人にはさらに質問です。
皆が行くとどうしてあなたも高校に行くのですか?
親御さんが行けと言うとどうして行くのですか?
今の時代高校へ行ったくらいではどうにもアドバンテージは取れませんよ!せっかく時間が与えられたのです。
さあ、考えてみて下さい。
『あなたはどうして高校へ行くのか?』
を考える際のヒントを少しだけお話しをしておきます。
高校くらいは出ていおかないと、、、、、こういう言い方は昔良く言われました。
それが大学位は出ておかないと、と今はなっていますが、大学も同じことが言えます。
大学を出たからと言って今の時代将来のアドバンテージになりません。
何故なら今大学進学率は今や60%にも上るからです。
これらの表現が意味を持った時代は、そうです、『学歴社会』の時代の事です。
まだ日本の人口が右肩上がりに増えて、GDPも比例して増えて、日本の中だけで充分消費活動や経済活動
が潤っていた時代の話です。
この時代は一度会社に就職すると一生働き続けられる『終身雇用』の時代であり、個人のパフォーマンスに関係なく年齢で給与や役職が上がる『年功序列』の時代でした。
その当時、職を得る為に求められた資質は、つまり就職しやすくなる要素は『学歴』でした。
どんな大学に行ったかで就職が決まり易かった。官僚になるなら東大!その他当時の有名企業がこぞって東大出身者を採用した事から明らかな様に、学歴が就職の通行手形だったのです。
しかし今は違います。
(ほぼ)完全なる実力社会です。
勿論学歴が高いに越した事はありませんが、その実力社会の中で求められる質問は「what can you do?(何が出来るの?)」と言う問いです。
「what school did you graduate?(どこの学校を卒業したの?)」と言う学歴社会時代の問いではありません。
さあ、考えてみて下さい。今のあなたは何が出来ますか?
・これからの時代に必須Skillであるプログラミングは出来ますか?
・英語は話せますか?
・リーダーシップはありますか?
・創造力は豊かですか?
・ちょっとした事ではへこたれないタフさはありますか?
・実行力はありますか?
・コミュニケーション能力はありますか?
そして最も重要な事は、それらの能力があると言う証明は出来ますか?
つまり、何を以ってあなたはそれらの資質があると断言できるのですか?と言う事。
ただ単に『私はリーダーシップがあります』と主張しても、誰も信じてくれません。
その証拠を示さないと誰も信じてくれないのです。
そして最も重要視される問いは『what do you want to do?』です。
言い換えると、『あなたは社会のどんな課題を解決したいのですか?』と言う質問に答える事が出来るかどうかです。
あなたは何がしたくてうちの会社に入りたいのか?その明確な解答無くして今や職を手にする事は難しい時代なのです。
そう考えると、あなたは何がしたくてうちの高校に入って来たのですか?と言う問いも同じだと思いませんか?
今、ハッキリとした目的がある人はオッケー!その達成の為に突き進んで下さい。
無い人は今一度考えてみて下さい。
『私は何がしたくてこの高校に進学を決めたのだろうか?』と。
高校生活が始まるとまた忙しい日々の連続になり、こういった中々答えが出ない様な問いは考える時間が無いのが現実です。
でも、高校へ行く目的。これは高校生活全てのエンジンと言っても過言ではありません。
ある人とない人では活動の馬力が違います。
何となく3年間を過ごしてしまい、再び2年数か月後にこの問いに改めて向き合うのか?
それとも、高校3年間の目的がハッキリしていて、その活動が次のステップへと繋がって、さらにパワーを持続して次のステージに行けるのか?
この違いは本当に大きいです。
世界は確実に変化しています。それに伴って社会も確実に変化しています。
どうかどうか、たった1つの質問を誰かにして見るだけで良いと思います。
『高校ってどうして行くの?』その質問だけであなたの高校生活は大きく変わるはずです。約束します。
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