知らないと損をする教育と未来の真実

付加価値を身に付ける教育

こんにちは、GLI代表の鏑木です。第１話は教育と受験の真実と題して、首都圏の大学一般入試が激化している事をお伝えさせて頂きました。

 

（※まだ読んでない場合は、こちらからどうぞ（http://gli-english.com/1924/））

 

さて、今回は「未来の現実」についてお話をさせて頂きたいと思います。

 

何故なら未来を知らずして未来の準備は出来ないからであり、今はまさに激動の時代。どう未来を捉えるかで準備は変わって来るからです。

 

何度もお話している事ですが、教育とは普遍的なものと時代的なものを育成する事です。

 

過去や今の時代の事は良く解ると思いますが、未来の事は中々解りにくいのが普通です。ですので今回は２つの記事を重ね合わせて未来を予見してみたいと思います。

 

一つは東洋経済の『日本人の給与が２０年上がっていない』と言う現実です。

 

日本人の平均年収は441万円で、20年近く上がっておらず、OECD加盟国35か国中19番目。

 

GDP世界３位の国の給与がです。その原因として生産性の低さが指摘されています。

 

なぜそうなるかと言えば、顧客の付加価値を高めるより社内調整に時間を費やし、、、、、詳しくは記事を読んで頂くとして、私が言いたいのは、自分の価値で仕事をする欧米と、組織の一員として仕事をする日本の違いです。

 

コンサルティング会社の例の様に、自分自身のSkillや知識がどれだけクライアント（お客様）の価値を高めるのか？と言うFactsとResultsこそがその人を評価する基準であるはずのものが、日本ではそうなっていません。

 

つまり、これからの未来は日本的な”普通科”的教育を受けて、大量一括就職で企業に就職し、その後は勉強など一切しない。

 

これでは給料が上がらないどころか、AI時代には生きて行けないでしょう。

 

教育も仕事も個性を求めない日本。記事の中の言葉を借りれば、市場に評価される高付加価値なSkill。

 

つまり”何点取れるか”から”何が出来るか”にシフトして社会に出る準備をし、得た資質能力を一生に渡ってバージョンアップする為に学ぶ。そうした意識転換が大事だと言えるでしょう。

 

二番目の記事は、直近の決算で、黒字の決算をした企業が大量のリストラをしていると言う内容です。

 

ここで知りえる事実は、銀行でも同様の対応が公表されていますが、いよいよ人間の仕事がAIやロボットに奪われてきたと言う事では無いでしょうか。

 

また別の記事で気にすべき事実は、これまで日本国内の就職率は高止まりしていますが、ここ数十年で就業者が大きく増えているのは非正規労働者数であって正規労働者の数の比率はたいして増えていないと言う事です。

 

バブル崩壊後、非正規労働者が全就職者の三分の一を超え大きな社会問題になりましたが、AIリストラで同様の現実が透けて見えるようです。

 

これらの記事を通して読み取れる未来は、、、、、、もう説明不要ですね。

 

教育改革はまさにこの現実を解決する為に行っているのです。皆さんはこの現実をどう受け止めますか？

 

是非ご夫婦で議論してみて下さい。

 

【関連記事①】
日本人が｢安い給料｣に今も甘んじている大問題
https://toyokeizai.net/articles/-/324061?display=b

 

【関連記事②】
「黒字リストラ」拡大、19年9100人
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO54332430S0A110C2MM8000?s=4

 

GLI代表 鏑木

 

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